厚生労働省委託事業「希少言語に対応した遠隔通訳サービス」のご案内
今後も日本の医療機関を受診する外国人患者が増加すると思われる中、外国人患者が安心して医療機関を受診できる体制を整備することが重要であり、厚生労働省では、医療通訳者の医療機関への配置等への財政支援を実施してきました。
しかし、訪日外国人等のうち使用される数が少ない言語、いわゆる希少言語については、費用対効果の面から医療機関が通訳サービス提供事業者と常時契約するのは困難な場合があると考えられ、また、通訳者の数の確保等の課題もあると指摘されています。このような状況から、希少言語に関する通訳サービスは、主要な言語とは異なり、民間事業者による安定的なサービスが行き届かない可能性も考えられます。
そのため、昨年度に引き続き、厚生労働省では、民間サービスが少なく通訳者の確保が困難な希少言語に対して遠隔通訳サービスを実施しております。医療機関の皆様におかれましては、本サービスをご理解いただき、積極的にご活用ください。
なお、本サービスの詳しい内容、利用手続き等については、以下をご確認いただくとともに、不明点については、「電話通訳サービスのご案内」の中に記載のある運営事務局にお問い合わせください。
【資料①】電話通訳サービス
【資料②】サービスのご利用方法
【資料③】登録申込書
希少言語に対応した遠隔通訳サービスについて
- サービス内容
・ご来院の外国人患者との電話通訳サービス
・外国人患者からの外線入電に対する3者間通訳サービス
( 病院の交換台などが3者間の電話に対応している場合 ) - 対象機関
全国の医療機関 ( サービスの利用には登録が必要となります )
※登録前の緊急時利用については下記の運営事務局までご相談下さい。 - 対応言語 ( 17言語 )
タイ語、マレー・インドネシア語、タミル語、ベトナム語、フランス語、ヒンディー語、イタリア語、ロシア語、ネパール語、アラビア語、タガログ語、クメール語、ドイツ語、ミャンマー語、ベンガル語、モンゴル語、ウクライナ語* - 対応期間
2023年4月1日~2024年3月31日 24時間体制 - 利用料金
通訳は最初の10分間は1,500円
以降5分あたり500円 ( 通話料は利用者負担 )
※通訳費用は実際の利用時間に応じて月末締め翌月末払いにてご請求をいたします。
※よりご利用いただきやすくするため、2021年8月より料金を改定いたしました。
※ウクライナ語の利用料金について
※ウクライナ避難民受入れの対応方針を踏まえ、ウクライナ語の通訳サービス利用料は当面の間無料とします。( 通話料は利用者負担 ) - 利用申し込みの流れ
- 下記「希少言語に対応した遠隔通訳サービスのご案内」、②「サービスのご利用方法」、③「登録申込書」をご確認の上、「登録申込書」に必要事項を記入し、事前登録をお願い致します(事務局宛にメールまたはFAXにて送付)。
- 事務局より登録後、ご利用案内をお送りいたします。
※手順書 ( 電話番号記載あり )、言語指さし確認表を送付いたします。 - 登録完了後、ご利用いただけます。
■ お問い合わせ連絡先
本サービスに関して、ご不明点等ございましたら事務局までお問合せください。
【事務局】
厚生労働省事業「希少言語に対応した遠隔通訳サービス事務局」
(株式会社BRIDGE MULTILINGUAL SOLUTIONS内(旧社名:株式会社BRICK’s))
〒160-0022
東京都新宿区新宿4-3-17 FORECAST新宿SOUTH 4F
03-5366-6018(平日9:30-18:00) / 03-4332-1288(平日18:00-翌9:30・土日祝日24時間)
FAX : 03-5366-6002
E-mail : mhlw-office@bridge-ms.com
- 説明会動画で使用している資料とデモンストレーション動画はこちらとなります。内部研修資料としてご活用ください
- 説明会資料 ( PDF )
- オンライン事業説明会動画:約55分【2023年11月実施】
- ( 別紙 ) 説明会にて多くいただいた質問への回答
- 厚生労働省夜間・休日ワンストップ窓口
( 03-6371-0057。平日17時~翌朝9時まで、土日祝日24時間 )