第3回インバウンドビジネスセミナー&懇親会レポート
- 対象
インバウンドビジネスに興味を持つ企業の担当者
- 開催日
2016年7月19日(水)17:00~
- 開催場所
IVY HALL サフラン 東京都渋谷区渋谷4丁目4番25号
- 参加費用
無料
- 参加人数
108名
- その他
2020年の東京オリンピック・パラリンピックの開催決定やビザの緩和などの恩恵を受け、諸外国から『インバウンド旅行者』が急増。 これにより、旅行消費額も三兆円を超えるなど、日本各地で様々な事業者様が経済的な恩恵を受けました。しかし、この一時的な経済波及効果も不安定な要素が多く、継続可能なインバウンドビジネスモデルになっている業種や地域はまだまだ少ないという指摘もあります。 本セミナーは『インバウンド』のみならず観光ビジネス全般に精通したプロフェッショナルが登壇し、知見に満ちた情報を共有し、安定的な観光ビジネスモデルの構築及び今後の観光産業の発展を目的とし、開催いたしました。
株式会社ブリックス主催の第3回インバウンドビジネスセミナーを下記の通り開催いたしました。
当日は多くののインバウンドビジネスに興味を持つ企業様に足をお運びいただき、有意義な時間を過ごすことができました。
益々盛り上がる日本のインバウンド市場の状況や課題、対応策などご講演者様にご紹介いただき、皆さん熱心に耳を傾けていらっしゃいました。
【プログラム】(1)開会のご挨拶
株式会社ブリックス 代表取締役社長 吉川健一
【プログラム】(2)講演1
テーマ : 地域創生×インバウンド×IoT
ご講演 : 京都府副知事 山下晃正 様
<内容> 京都文化を守りつつ、外国人観光客を誘致するための対策や、Iotを活用したプロモーションとその後の活用方法についてお話しいただきました。
【プログラム】(3)講演2
テーマ : 観光立国ニッポンの実現と地域活性
ご講演 : 独立行政法人 国際観光振興機構 理事長 松山良一様
<内容> 訪日外国人増加の5つの要因と2015年旅行収支の黒字化、政府の取り組みと受入環境整備をお話しいただき、受入環境整備の課題として「観光インフラ/言語/交通/施設」をあげられました。
【プログラム】(4)講演3
テーマ : スペイン観光の現状とプロモーション活動ご講演 : スペイン政府観光局 日本局長 マジ・カステルトルツ様
<内容> 観光国際競争力1位のスペインの現状と、スペイン政府観光局の各国での役割であるプロモーション方法について訴求先を明確に分けた活動をご教授いただきました。
【プログラム】(5)講演4
テーマ : 今後のインバウンドビジネスをシミュレーションする!ご講演 : (株)オータパブリケーションズ 専務取締役 経営調査室長 村上実 様
<内容> 世界一のインバウンド大国フランスと、島国日本の入国手段別の集客力をご解説いただきました。問題提起として日本の休暇の仕組みについて、地域によって休暇を分散化する必要性をご解説いただきました。
【プログラム】(6)閉会のご挨拶
株式会社ブリックス 代表取締役社長 吉川健一
セミナー後は、インバウンド懇親会を開催しました。 200名程度の参加者と意見交換や情報交換を行う貴重な時間となりました。